〜朝の森の探索とヒメアリの交尾行動〜

早朝の森に出かけた。

実を言うとフィールドへ出かけるのはいつも昼頃〜夜がほとんどで、早朝という時間帯のチョイスはあまりしたことがない。

しかし今回は夜間に飛行し、翌朝脱翅雌が見つかるパターンもあるクサアリやアメイロケアリなどの寄生種を狙って朝の森へ出かけてみた。

 

結果から言うと脱翅雌はクロクサアリと思われる1匹のみの採集となったが、朝の森には午後とは違ったアリの活発さがあった。

様々なアリ達が朝から元気よく動き回る中で、とても面白い発見があった。

 

それはヒメアリ。

 

クマバチの死骸に集まるヒメアリを偶然発見し眺めていると、黒い羽アリらしきものが紛れているのが見えた。

・・・オスアリ??

ヒメアリのオスアリは見たことがないが、ヒメアリのワーカー達の中に紛れていると言う事はヒメアリのオスなのだろう。

オスアリがいると言う事は・・・??

 

もしかしたら飛行が行われているのかもと思い周囲を探索。

クマバチから約1mくらいのところですぐに巣口が見つかった。

 

他にも数匹オスアリが出てきており、1匹だけだが有翅雌も見つかった・・・が、

 

・・・これは飛行??

 

巣口から出てきていた有翅雌は確かにオスアリと交尾をしていた。

しかし有翅雌の羽は短くとても飛べそうにない。

そして雰囲気的に交尾を終えたら巣内へ戻ろうとしているような感じだ。

 

思えば普通種であるはずのヒメアリの結婚飛行の情報を今まで見かけたことがない。

ヒメアリの飛行ってどうなってるの・・・??

飛ばずに交尾をするパターンだったりするのだろうか??

 

かくして、"飛行はしていないものの少なくとも交尾はしている"というヒメアリの交尾行動を観察することができた。

 

 

 

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