◆森の住人 〜アギトアリとクサオオアリの森〜◆

フィールド観察に出掛けた。

以前にアギトアリやクサオオアリを確認しており、それらの観察と何かの飛行などはないかなという期待を込めての観察だ。

 

以前にも増してアギトアリの徘徊する姿が目立ち、そこそこの生息数があることを感じさせた。

また、以前はある一箇所でしか確認していなかったクサオオアリがよくよく観察を進めていくとかなり広範囲にわたり多数生息していることがわかった。

樹上種がヨツボシオオアリやウメマツオオアリではなくクサオオアリが優位に見える森・・・。

これからの飛行の時期などにうまく狙うことができるか・・・?!

 

 

 

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◆開発!新・縦重ね型飼育ケース◆ 〜観察のしやすさと省スペースの両立を目指して〜

我が家のクロナガアリのコロニーがそろそろ引っ越しが必要そうな雰囲気を醸し出している。

平型石膏ケース1つで飼育しているこのコロニーだが、もう少し居住スペースが必要そうなのだ。

 

大きくスペースを要するケースにはしたくないし、観察のしやすさも両立させたい・・・

考えた結果、こんな飼育ケースを生み出すこととなった・・・

 

 

 

 

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トゲアリの森 〜奥深き山間の森〜

新フィールド開拓に出掛けた。

ワンマン電車にのんびり揺られて着いたのはとある山間の無人駅。

所在地は”村”。

駅のホームですでにアシナガアリが歩き回り、何かの有翅個体を咥えている・・・。

駅を出てすぐにトビイロシワアリの脱翅雌を発見・・・何と言うポテンシャル・・・。

 

期待に胸を膨らませながら探索を進める。

この日、クサアリモドキやケアリ、アメイロケアリの飛行があったようで道中たくさんの脱翅雌が見つかった。

郊外のちょっ seeとした里山とはレベルが違う・・・。

何と素晴らしいフィールドを見つけてしまったのだろうか。

 

そしてさらに歩を進めるとついに見つけてしまったのだ・・・。

彼らの生息地を・・・

 

 

 

 

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〜朝の森の探索とヒメアリの交尾行動〜

早朝の森に出かけた。

実を言うとフィールドへ出かけるのはいつも昼頃〜夜がほとんどで、早朝という時間帯のチョイスはあまりしたことがない。

しかし今回は夜間に飛行し、翌朝脱翅雌が見つかるパターンもあるクサアリやアメイロケアリなどの寄生種を狙って朝の森へ出かけてみた。

 

結果から言うと脱翅雌はクロクサアリと思われる1匹のみの採集となったが、朝の森には午後とは違ったアリの活発さがあった。

様々なアリ達が朝から元気よく動き回る中で、とても面白い発見があった。

 

それはヒメアリ。

 

クマバチの死骸に集まるヒメアリを偶然発見し眺めていると、黒い羽アリらしきものが紛れているのが見えた。

・・・オスアリ??

ヒメアリのオスアリは見たことがないが、ヒメアリのワーカー達の中に紛れていると言う事はヒメアリのオスなのだろう。

オスアリがいると言う事は・・・??

 

もしかしたら飛行が行われているのかもと思い周囲を探索。

クマバチから約1mくらいのところですぐに巣口が見つかった。

 

他にも数匹オスアリが出てきており、1匹だけだが有翅雌も見つかった・・・が、

 

・・・これは飛行??

 

巣口から出てきていた有翅雌は確かにオスアリと交尾をしていた。

しかし有翅雌の羽は短くとても飛べそうにない。

そして雰囲気的に交尾を終えたら巣内へ戻ろうとしているような感じだ。

 

思えば普通種であるはずのヒメアリの結婚飛行の情報を今まで見かけたことがない。

ヒメアリの飛行ってどうなってるの・・・??

飛ばずに交尾をするパターンだったりするのだろうか??

 

かくして、"飛行はしていないものの少なくとも交尾はしている"というヒメアリの交尾行動を観察することができた。

 

 

 

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【蟻のエンサイクロLIVE!!】"我が家のアリ観察 〜アリ飼いのルーティーンを添えて〜"

飼育種の飼育ルーティーンや観察を行いました。

見ていただいた皆様ありがとうございました!

 

 

◆初子誕生!!じっくり眺めるケブカツヤオオアリ◆

5月初旬のクロオオアリの大飛行の際に幸運にも採集することができたケブカツヤオオアリの新女王。

ついに初ワーカーが誕生した!

初めて採集した女王であったことや、樹上種であること、そしてワーカーが誕生するまではとてもデリケートな挙動をしていた為、コロニー化に辿り着けるかどうかハラハラドキドキの期間を過ごしていただけに今回の喜びは大きい。

 

そしてワーカー自体も野外などで観察をしたことがない為、これからたくさんのワーカーを見ることができれば、これもまた貴重な経験となる。

後続の繭や幼虫、卵も確認できるのでこのまま順調に頑張って欲しい。

 

 

 

横縞の美麗種 クサオオアリ

6/14の野外観察でとある観察スポットに向かった。

梅雨の隙間の雨上がり。

ウロコアリやオオズアリなどが暮らす苔生した森を抜けると、林道脇の石積みの隙間に営巣するクサオオアリを見つけた。

コンパクトで光沢があり、特徴的な腹部の横じまが美しい美麗種のひとつだ。

 

 

 

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林床をゆくオオズアリの仲間 〜アズマオオズアリ?ヒメオオズアリ??〜

6/14の野外観察でとある観察スポットに向かった。

梅雨の隙間の雨上がり。

豊かに水をたたえる苔生した森をじっくり眺めていると・・・ウロコアリが歩いていた。

 

・・・そして、そのすぐ横にはオオズアリの仲間が営巣していた。

アズマオオズアリと思ったが・・・よくよく見ていくとこれはヒメオオズアリかも・・・??

 

 

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苔とウロコアリの森

6/14の野外観察でとある観察スポットに向かった。

梅雨の隙間の雨上がり。

豊かに水をたたえる苔生した森をじっくり眺めていると・・・ウロコアリが歩いていた。

 

 

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ケブカアメイロアリの結婚飛行と、女王を失ったコロニーの復活。

6/12夜・・・

梅雨入り後初の雨上がりの蒸し暑い夜・・・

近所の公園の近くでケブカアメイロアリの結婚飛行が行われた。

付近ではシロアリの仲間の飛行も行われ、辺りはちょっとした”お祭り状態”となった。

しばらく現場に張り込み、シロアリの王アリ・女王アリのペア1組と、ケブカアメイロアリ脱翅雌6匹を確保した。

 

さて、このケブカアメイロアリであるが、4月末から飼育をし、6月になってワーカーが生まれた初期コロニーを所有している。

しかしながらこのコロニーの女王が死んでしまい未来が無くなってしまったコロニーだ。

 

はて・・・このワーカーのみとなったコロニーと、今回採集した新女王は共存できないだろうか・・・??

もし共存が成功すればこの先のなかったコロニーにも未来が繋がる。

 

早速このコロニーに対して、新しい新女王の導入を試みた。。。

 

 

 

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