プロテインパウダー【ミート】とヨツボシオオアリ

プロテインパウダー【ミート】をヨツボシオオアリに与えてみた。

(あり巣 in underground ⇒ https://aliceinunder.theshop.jp/

 

幼虫数が多くタンパク源の需要が高いであろうヨツボシオオアリであるが、嗜好性はどうだろうか??

 

ちなみに今年に入ってからのこのコロニーのエサ食いはとても良好で、ミルワーム、赤虫、コオロギ、フレークなどいろいろなエサをよく食べてきた。

最近は幼虫が蛹化してきてやや食いが落ち着いてきた状態だ。

 

さて、投入直後は外回りのワーカーがちらほらやってくるような感じであったが、すぐに巣内からたくさんのワーカーがプロテインパウダーを取り囲んだ。

反応は良好だ。

 

ヨツボシオオアリにとっては量的にやや与えすぎたかな?と思うが、少しずつ少しずつ塊からエサを齧り取りながら巣内へ持ち帰る様子が確認できた。

翌日にはエサ場は空っぽで、塊は全て巣内へと持ち込まれていた。

 

うん、良好良好。

 

 

 

 

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スイーツパウダーを飲み干すクロオオアリ

クロオオアリのコロニーに蜜エサとしてスイーツパウダーを与えた。

(あり巣 in underground ⇒ https://aliceinunder.theshop.jp/

 

ムネアカオオアリに与えた際にはものすごい勢いで3杯を飲み干したこのスイーツパウダーであったがクロオオアリではどうだろうか??

(ムネアカオオアリの時 ⇒ http://blog.antuncycropedia.com/?eid=146

 

結果から言うとクロオオアリでもものすごい勢いで飲み干してくれた。

ムネアカオオアリのときと同じように現在蜜エサの需要が高まっていそうな雰囲気があったが、投入するなりがぶ飲みする様子はなかなか爽快だ。

 

そしてクロオオアリでもタイムラプスによって腹部の伸縮がよく見えた。

これは面白いなあ。。。

 

 

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観察しよう!ウロコアリ属のコロニー

野外観察に出掛けた。

ひとつの目的はオオアリ属の飛行のチェック。

こちらは営巣地を確認して早々にこの日は気配が無いことが分かった。

そしてもう一つの目的は朽木等の中に住むアリの探索だ。

 

探索と言っても森の中にガンガン入っていって大きな倒木などを崩すわけではなく、林道沿いに落ちている手で持てるサイズの朽ちた枝を割っていくイメージだ。

 

今回特に重点的に探したのは樹皮下。

手で少し捻ると簡単に樹皮が剥がれるような朽木の樹皮下は小さなアリ達が営巣するには適した環境だ。

 

いくつも朽木を割っていくと、オオハリアリ、キイロシリアゲアリ、アメイロアリ、ウメマツアリ、トゲズネハリアリなどが見つかった。

 

そしてお目当てとしていたタイプのアリを見つけた。

ウロコアリ。

今回は2コロニー見つけたが、今まであまり掘り下げてこれなかったアリにグループだ。

ウロコアリの仲間は小さく種の同定も難しいが、たくさんの種が生息している。

これから少しずつ観察経験を重ねて生態を理解していきたい。

 

サンプルを持ち帰り同定を試みた結果、”ウロコアリ”もしくは”キタウロコアリ”というところまで分かった。

しかしこれ以上は手持ちの機材では限界だ。

 

小さくて動きの緩やかなウロコアリ属。

しばらくその姿を眺めて過ごした。。。

 

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【続・1ヵ月後】種不明 "大きいアメイロアリ"のような"小さなケアリ"のような脱翅雌

4/17に採集した"大きいアメイロアリ"のような"小さなケアリ"のような脱翅雌。

 

約1ヶ月が経過してすでに裸蛹が出来ていた。

目も黒くなっており羽化間近だ。

 

フォルムや大きさ的にはケアリよりもアメイロアリ系が疑われるが、どうだろうか??

 

よく接写していくと女王の体はかなり毛深い。

近縁種アメイロアリも細かな毛はたくさん生やしているのだが、この脱翅雌はより一層毛深く見える。

見分けるポイントは毛の量自体ではなくワーカーの剛毛の量なのだが、何となく当初より疑われていた”ケブカアメイロアリ”の可能性が高そう・・・かなあ・・・??

 

間もなく生まれてくるワーカーでアメイロアリ系かどうかが分かる。

そして、チャンスがあったら立毛についても検証してみたい。

 

正体分かるか・・・?!

 

 

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初見参!!ケブカツヤオオアリ新女王と産卵シーン!!

5/5のオオアリ属大飛行の日。

文字通り大飛行であったクロオオアリやヨツボシオオアリに加えて、奇跡的な出会いがあった。

 

ケブカツヤオオアリ。

 

もちろん存在は知っているし、飛行日も今の時期と言うのも知っていたが、今まで一度も出会ったことが無く、”いつかどこかで見てみたい”という遠い存在であった。

思えばヨツボシオオアリを除くクサオオアリ亜属2種(クサオオアリ、ケブカツヤオオアリ)はどこか【出会うことの無いアリ】というイメージを持っていた。

 

クロオオアリの大飛行を観察している間、頭の片隅にも無かったその存在が突如、自分の上着にとまったのだ。

出会った経験が無いとは言え、その鮮やかなオレンジの縞模様は一目見ただけでそれと分かる程に特徴的で、奇跡的に心が震えた。

上着にとまった有翅雌はすぐに飛び去ってしまったが、奇跡は二度起きた。

何と数分後に目の前の地面に脱翅雌が現れたのだ!

ダメージを与えないよう恐る恐る捕獲に成功。

家へ連れて帰った。

 

ケブカツヤオオアリは樹上種なので、ほとんど加水しない状態で小型石膏巣に管理。

しばらくすると何と産卵を開始してくれた。

 

そして三度目の奇跡!

 

卵塊と女王をカメラに収めようと構えると、目の前で産卵を開始したのだ!

腹部から卵が顔を出して完全に産み落とされるまでの間、約5分間。

 

このミラクルを撮り逃さないよう、必死にカメラを向けた・・・

 

 

 

 

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スイーツパウダー3杯を飲み干すムネアカオオアリ

先日購入した”あり巣 in underground”さんの粉末エサ。

このうち蜜エサにあたる【スイーツパウダー】をムネアカオオアリに与えた。

(あり巣 in underground ⇒ https://aliceinunder.theshop.jp/

 

最近蜜エサの需要が高いムネアカオオアリ。

給餌量が実は少ないということも考えられるが、とりあえず今日はたっぷり与えていこうと思う。

 

いつも使用しているチューブを縦半分に切った蜜エサ皿に、水を加えて解いたスイーツパウダーを準備。

ムネアカオオアリのエサ場に投入。

 

・・・瞬殺・・・。

 

動画では10分後としているが、実質的に3分で一杯飲み干した感じだろう。

その後、おかわりとして2杯目、3杯目とスイーツパウダーを与えたが、いずれもすぐに完飲。

まず一つはスイーツパウダーがアリ達に人気であること。

 

そしてもう一つはワーカー達の腹部の変化だ。

タイムラプスで見てみると、飲んだ蜜エサを腹部に溜めて巣内へ持ち帰る様子が手に取るようにわかる。

これは興味深い姿が撮れた。

 

リアルタイムで見るとただ何となく蜜を飲んでいるだけのように見えるが、実際には腹部のキャパ一杯にキチンと蜜を溜め込み、巣内へ運ぶという勤めを全うしているのだ。

 

動画の早送りは32倍速。

やはりこういう見方をすると見えなかったものが見えてくるなあ・・・

 

 

 

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”あり巣 in underground” さんの粉末エサ4種を与える。

日々の給餌において、基本的には【蜜エサ】と【肉エサ】をどちらも与えるという方法をとっているのだが、

果たして自分の与えているエサが良い餌なのか、アリ達は飽きていないのか、ということは常に気になることだ。

なぜなら、エサはどうしても【与えやすい】【用意しやすい】ものに走りやすく、バリエーションを維持することが難しいからだ。

 

例えば、現在エサに使っているものは以下のようなものになる。

 

・蜜エサ;ハチミツ、メープルの混合液 ※過去にはAntroomさんの粉末飼料やフルーツを混ぜたこともある。

・肉エサ;ミルワーム、赤虫、鮭フレーク、野外採集の幼虫類(頻度は低い) ※過去にはコオロギやレッドローチなど。

 

そして、結局一番管理のしやすい【ハチミツ&メープル】と【ミルワーム】に落ち着いてしまうのだ。

何かバリエーションを増やしたい。。。

 

そこで、昨年から活躍されている”あり巣 in underground”さんが開発された粉末エサを購入させていただくことにした。

購入したのは4種。

 

・スイーツパウダー(蜜エサ系)

・プロテインパウダー(インセクト)

・プロテインパウダー(フィッシュ)

・プロテインパウダー(ミート)

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どれも粉末状のものに水を加え、スイーツパウダーは蜜エサ状に、プロテインパウダーは団子状にして使用するようだ。

 

今回はアメイロアリのコロニーに4種を与えてみた。

↓↓↓

 

 

特に食いつきの良かったのはスイーツパウダーとプロテインパウダー(フィッシュ)。

プロテインパウダーはそれぞれ昆虫、魚、肉を粉末にしたもので、どれも美味しそうなにおいがする。

また、粉末エサはミルワームやコオロギのように殻の食べ残しもないし、管理がしやすい。

 

おそらく、種ごとに好みが分かれてくるだろうし、コロニーの状況によっても嗜好するものが変わるだろう。

これからいろいろなコロニーに与えて様子を観察してみよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨツボシオオアリの結婚飛行

5/5。

立木に営巣していたムネアカオオアリのコロニーを観察していると・・・

横の木に羽アリを発見!ただ小さい・・・

近付いてみてみると・・・ヨツボシオオアリではないか。

かなり羽アリが出てきており、程なく周囲から有翅雌も現れ素早く空へ旅立っていった。

意図せずヨツボシオオアリの飛行を観察できた。

 

この日はクロオオアリ、ムネアカオオアリ、ケブカツヤオオアリ(1匹だけだが・・・)などのオオアリ属の飛行があり、周囲の木の幹などにたくさんの脱翅雌が見つかった。

ヨツボシオオアリの脱翅雌はほぼ全て木の幹で見つかり、地表で見つかることはほとんどない。

どのタイミングで木に登るのかな?

飛んで、木にとまってから翅を落とすのかな??

 

 

 

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ムネアカオオアリの結婚飛行

オオアリ属の飛行を観察する為、前日に雨の振った5/4、夕方から山へ探索へ向かった。

探索をする中で今まで確認できていなかった木にムネアカオオアリのコロニーを発見。

コロニーからは羽アリが出始めており、スタンバイのような雰囲気。

日が落ちて夜になるまで待ってみたがこの日は飛行は確認できなかった。

 

さらに気温の上がった5/5。同じコロニーを確認しに向かったが、思いのほか静かで飛行の気配は弱まっていた・・・

飛行が観察できなそうでやや諦めていると別の場所で切り株に大量の羽アリを出しているコロニーを発見!

この切り株もいままで営巣しているとは知らなかった場所だ。

 

同日に大飛行を敢行したクロオオアリに比べるとずっと規模は小さいが、何匹もの有翅雌が空へ飛び立っていた。

クロオオアリよりは夕方よりの時間に飛ぶイメージのあるムネアカオオアリ。

夕日を浴びて佇む姿は本当に綺麗だなあ。

 

 

 

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クロオオアリの結婚大飛行

5/3に雨。

5/4、気温が上がった。

オオアリ属の営巣地を中心に飛行があるのではと期待を込めて探索に出掛けたのだが、空振り終わった・・・。

 

5/5、気温は昨日にも増して上がり、風も弱い。

ただ雨の翌日であった昨日飛ばなかったことを考えるとまだ微妙なのかな?

・・・と考えつつも確認の為に山へ。

 

体感温度も風の弱さも申し分ない。

ただ湿り気はどうかな〜??

 

道中、いつものように地面を見ながら歩く。

アリやそれ以外の昆虫達の活動は活発だ。

 

まず最初に出くわすのはムネアカオオアリの営巣地。

ムネアカは巣口が昨日よりも静かで期待が萎んできた・・・が!

何とここでヨツボシオオアリの飛行に遭遇!

 

あ〜〜、今日はやっぱり飛ぶ日なんだ。

 

期待が盛り返したところでクロオオアリの営巣地に到着。

着くなりかすかにブ〜〜ンという翅の音。

そして目の前に現れたのは大量の有翅雌、雄アリが溢れ出す大飛行だった。

クロオオアリで言えば、今まで見てきた飛行の中で最大の飛行だった。

先に飛行を確認していたヨツボシオオアリに希少なケブカツヤオオアリまでサプライズで加わり、辺りはまさにオオアリ属の飛行祭り!

 

充実感たっぷりの観察となった。

 

 

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