クロヤマアリについて 〜過去データ復刻編〜

クロヤマアリ Formica japonica

 

女王サイズ;約10mm

ワーカーサイズ;約4.5〜6mm

 

灰色味がかった黒色の最普通種のアリの一つ。

国内の広い範囲で公園や草地、林縁の開けた土中、石下などに営巣している為、一般的に目にすることの多い種。

近年ではこれまで1種とされていたこのクロヤマアリだが、実際には4種の隠蔽種群(クロヤマアリ、ヒガシクロヤマアリ、ニシクロヤマアリ、ミナミクロヤマアリ)からなることが分かった。

実際に観察を重ねると、地域によりサイズ差、単雌性・多雌性などに違いが出ているように思われ、これらは隠蔽種4種の違いなのかもしれない。

 

新女王の結婚飛行は5〜6月を中心に、標高の高い地域では7月でも観察できる。

 

飼育はしやすく、よく増える。

 

 

 

 

 

クロヤマアリ脱翅雌。

ワーカーに運ばれる有翅雌の死骸。

 

 2008年7月初旬に採集した女王。約1週間で産卵を開始。

 

8月初旬。約1ヶ月で初子が誕生。

 

 

8月下旬。ワーカーは約10匹に。

 

 

9月上旬。ワーカーは20匹を超え、後続も続々と育つ。

 蛹は繭を作る場合と裸蛹の場合と双方見られる。

 

 

越冬後の様子。2009年4月。

 

 

巣内の仕切り板を境に幼虫、繭などの置き場所がある程度使い分けられている。

 

2009年5月。この時点でコロニー規模は100匹越え。

 

 

2010年。3年目のコロニー。