5mmで止まるクロヤマアリ

2018年に中部山岳地帯で採集したクロヤマアリ。

 

すでにワーカー数は100匹を超えているように見える順調なコロニー。

 

このコロニーについて興味深い点といえば、ワーカーサイズが大きくならないということだ。

まず過去に見てきたクロヤマアリと比べ、パッと見ですでに小さい。

実際にどのくらいのサイズかと計ってみれば体長は約5mm。

体長4.5〜6mmとされるクロヤマアリの中で、初期コロニーならまだしも100匹を超えようかというコロニーで皆一様に5mm。

まるでこのコロニーにおいてワーカーサイズの上限が5mmであるかのようなサイズの揃い方なのだ。

 

クロヤマアリといえば4つの隠蔽種に分かれるとされる隠蔽種群だが、過去に飼育していた経験のある個体は関東平野のクロヤマアリ。現在のこのコロニーは中部山岳地帯産。

同じクロヤマアリでも場所によって女王サイズも違うと聞くが、このワーカーサイズの違いもまた、それぞれの隠蔽種の違いによるものなのかもしれない。